シソ目ハマウツボ科コゴメグサ属の一年草滋賀県比良山地からの報告がある。
シソ目ハマウツボ科コゴメグサ属の一年草本州の三重県と奈良県にまたがる大台ヶ原山での記録がある。
ホシクサ目ホシクサ科ホシクサ属の一年草群馬県多々良沼で高野貞助氏により発見された。ホシクサ科唯一の完全沈水性で花色は藍黒色だったと記録されている。
ホシクサ目ホシクサ科ホシクサ属の一年草埼玉県越谷市元荒川で発見されるがその後消滅し絶滅,と思われたが茨城県砂沼で再発見され絶滅前に保護活動会の方々によって栽培することに成功し現在では野生復帰に向けて取り組んでいる。
シソ目オオバコ科クガイソウ属の多年草奄美大島,喜界島,沖縄島に自生している。花色は紅紫色~白色で,穂状に花をつける。
キントラノオ目スミレ科スミレ属の多年草長野県固有種で,スミレのなかまでは珍しく有茎である。葉がタデの葉に似ることが名前の由来。葉の基部がくさび状になり,そのまま葉柄に流れるのは,日本のスミレ属のなかでは本種だけである。根生葉は花期(5~6月)には存在しない。花は白色~淡紫色で芳香がある。国内希少野生動植物種に指定されており,許可なく採取する等が禁止されている。自生地はすでに1ヶ所しか無く,場所は非公開になっている。
キク目キク科の多年草紀伊半島南部(熊野川・古座川流域)固有種で,斜面から花茎を垂れ下がらせて花をつける。根生葉はロゼット状で,花茎が伸びる際に枯れる。
花弁が反り返る
全体 Ⅰ
全体 Ⅱ
根生葉
シソ目ムラサキ科ムラサキ属の多年草北海道~九州に分布し,初夏から夏にかけて白色の花を咲かせる。同属異種にセイヨウムラサキがあり,それと区別するために本種をニホンムラサキとも言う。また,本種は根が紫色になるが,セイヨウムラサキはならない。セイヨウムラサキは栽培が容易だが,本種の栽培は難しい。名前の由来は「群れて咲く」ということが一般的だが,「根が紫色」だからとも言われている。東近江市の花に指定されている。
ツツジ目サクラソウ科オカトラノオ属の多年草本州(埼玉県・静岡県・大阪府),九州(佐賀県・熊本県・大分県)の水辺の湿地などに群落をつくって生育する軟弱な植物で,地下茎は横に這う。花は白色で密に咲かせる。花は下側から咲き出す。花期は4~5月で,静岡県富士市の自生地が「浮島ヶ原のサワトラノオ群生地」として天然記念物に指定されている。別名はミズトラノオ。
ツツジ目サクラソウ科オカトラノオ属の多年草栃木県と愛知県に分布し,休耕地や湿地など,十分に水分があるところに生育する。栃木県下野市の「トウサワトラノオ保全地」では,保全管理が行われている。花の形状はサワトラノオと類似しているが,本種のほうが花が大きいとされる。
キントラノオ目オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草四国(高知県),九州(福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,鹿児島県)に分布し,名前は茎が葉っぱを突き抜けているように見えることに由来する。
シソ目オオバコ科クガイソウ属の多年草紀伊半島南部固有種で,分布域は非常に狭く,古座川中流域と串本町のみから知られている。往々に先端が下がって地表に着き,そこから根を出し,新たな芽を出す。
キキョウ目キキョウ科ツルギキョウ属の多年草
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